NHK国際放送「Corekyoto書に生きる」世界の約160の国と地域にて公開

番組について

文字クリエイターアカデミー講師の祥洲氏、その弟子を代表して、川尾朋子氏、HILOKI氏、福田匠吾氏にスポットを当て、今の京都に生きる書家と、そして書の新しい姿を世界の人々に伝える番組。2021年2月撮影スタート。途中、緊急事態宣言発出などもあり、完成まで7ヶ月以上を要し、9月11日編集完了。

視聴について

2021年10月7日の世界配信以降、3年間は以下のURLから視聴可能です。(世界配信のためナレーションやテロップは英語)https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/2029160/

祥洲氏のコメント

民放と異なり、NHKには様々な制約があります。ベンツ、フェラーリ、などスポンサー作品はクレジットはありません。唯一、大河ドラマ「軍師官兵衛」タイトル書のみ放映されました。J2リーグの「京都サンガF.C.」と「サンガスタジアム by kyocera」が、また国宝の「東寺」でのロケ、「京都場」での特別展など多くの皆様のご協力をいただきました。約45年間、書家として活動してきましたが、自身の書業は寿命という限りがあります。作品は残すことが出来ても、その技法や哲学は後継者がいなくては残せません。伝統書・現代書・抽象・デジタル・写真・デザインなど私が手がけてきた表現を多くの弟子の中から、川尾朋子、HILOKI、福田匠吾の3名にスポットを当て、それぞれが学び、それぞれが自分の個性で受け継いでいる様子が映し出されています。

(写真)弟子を代表して、川尾朋子・HILOKI・福田匠吾
最下段はその他出演メンバー
左から五十棲 環・奥田百恵・櫻井史乃・片岡正克・西岡祐樹